
2025年度から10年間の新潟県立高校の将来構想策定に向けた有識者会議が6月17日、新潟市中央区で開かれ、新潟県教育委員会が骨子案を示した。農業、工業、商業など複数の専門高校を統合した「産業高校(仮称)」や、定時制・通信制の垣根を越えた「セルフデザインハイスクール(仮称、SDH)」の設置を検討するとした。
産業高校は、生徒が自分の専門科目に加え他の専門科目も学ぶことを想定。専門的な学習設備が必要な場合は、統合前の施設を活用する「キャンパス制」導入も検討する。現在の総合高校とのすみ分けについては今後議論するという。
SDHは、通学コースとオンライン活用コースの転籍を柔軟化するなど、生徒が自分に...
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