
加茂農林高校ポークのセールスポイントを来店客に説明する生徒たち=田上町原ケ崎新田
加茂農林高校(新潟県加茂市神明町)の生徒が学校の農場で育てた豚の精肉「加茂農林高校ポーク」が、新潟県田上町原ケ崎新田の道の駅たがみで販売されている。地元食材を発信するとともに、生徒の学びを深めようと、2023年に始まった取り組み。2年目を迎え、店頭に立った生徒たちは来店客と言葉を交わし、大切に育ててきた豚の肉が消費者に届く様子を見守った。
加茂農林高では、生産技術科で家畜について学ぶ生徒が、田上町の川船農場で豚を飼育している。豚にストレスを与えないよう、広いスペースで育てている。道の駅たがみには、年間約30頭分の精肉の出荷を予定している。
ことしの道の駅での販売は6月12日に始まった。精肉は...
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