
6月19日に開かれた新潟県十日町市の市議会6月定例会本会議の一般質問で、日本共産党十日町市議団の滝沢繁市議(69)が、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、「そこ(福島県)で取れた魚は食べたくない」と発言した。滝沢市議は本会議終了後、取材に対し「福島の人に申し訳ない」と謝罪した。
発言は、「原発再稼働に対する市長の所信を問う」とした一般質問でのやりとりで上がった。滝沢市議は処理水の海洋放出において、食物連鎖などで処理水が濃縮され、トリチウム除去もなされていないなどとして、懸念を表明。「私的なご意見を申し上げると、そこで取れた魚を食べたくありません」と発言した。
滝沢市議は本会議終了後、...
残り166文字(全文:466文字)