中越運送新潟支社のトラック。中東情勢悪化による燃料価格上昇への懸念が広がる=16日、新潟市中央区
中越運送新潟支社のトラック。中東情勢悪化による燃料価格上昇への懸念が広がる=16日、新潟市中央区

 中東情勢の悪化を受け政府は16日、石油備蓄の放出を始めた。新潟県内の物流、小売り関係者の間には、備蓄放出による価格抑制効果が不透明との見方も広がり「楽観視できない」とする声も相次いだ。物価高騰が続く中、荷主や消費者への価格転嫁は難しく、多くは利益圧迫が当面続くとみる。

 「備蓄の放出と補助金で落ち着きは見せるだろうが、(燃料費の)高止まりは続き苦しくなる」。県内大手の中越運送(新潟市中央区)の村山章専務は声を落とす。

 燃料の価格変動を料金に反映する「サーチャージ」も導入しているが、...

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