
合同練習をするインドネシアのクラブチームとブルボンKZの選手ら=柏崎市学校町の県立柏崎アクアパーク
「水球のまち」を掲げる新潟県柏崎市で、海外の水球代表やクラブチームの合宿が増えている。アジア圏を中心に、2023年度は過去最多となる延べ8チームが合宿し、24年度も既に4チームが訪れている。市は「アジア圏の水球の聖地を目指し、国際交流や経済効果を生んでいきたい」と先を見据える。
「ここに来られて夢のようだ。ブルボンKZの選手と練習できてうれしい」。インドネシアのクラブの男子チームに所属するムハマド・ゼアキ・ジュリアンさん(19)は5月下旬、県立柏崎アクアパーク(学校町)での練習前に語った。
水球は欧州が本場だが、アジアでは日本や中国が強い。ジュリアンさんら4選手は5月10日から約2カ月間、柏...
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