
大光銀行の川合昌一頭取
大光銀行(新潟県長岡市)の頭取に6月25日就任した川合昌一氏(62)が、新潟日報社のインタビューに応じた。2024年度から3カ年の中期経営計画では、27年3月期に純利益を30億円とする目標を掲げる。「対面営業を強化して取引先の成長に貢献し、当行の企業価値も高めていく」と抱負を語った。(報道部・清水啓也)
-新中計のスタートに合わせた就任となりました。
「同規模の地銀と比べ、収益性に課題がある。(手続きや取引の)非対面化、業務効率化を進め、より付加価値を生み出す対面での営業活動に注力したい。純利益の目標は高いが、手の届かない数字ではない」
「審査部の経験が長く、(融資の可否を決める)与信判断では即断即決に努めてきた。頭取としても早い決断や方向性の提示を心がけ、目標の実現に向けて先頭を切りたい」
-日銀が3月、マイナス金利政策を解除しました。...
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