
なでしこジャパンの一員として出場するパリ五輪を前に、二階堂馨新発田市長(左)を訪問した平尾知佳選手=7月4日、新発田市役所
7月26日開幕のパリ五輪に出場するサッカー女子・アルビレックス新潟レディース(新潟L)のゴールキーパー平尾知佳選手(27)が7月4日、新潟県新発田市役所を訪れた。2018年から2年間、嘱託職員として働いた“古巣”で、顔なじみの職員や二階堂馨市長の励ましを受けた。平尾選手は「世界一を取って、恩返しをしたい」と笑顔で語った。
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平尾選手は女子サッカーがプロ化される前、新潟Lに所属しながら新発田市スポーツ推進課に勤務。体育施設の管理やスポーツ教室の指導に当たった。21年の東京大会ではかなわなかった念願の五輪出場を前に、自らの希望で市役所を訪問した。
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