県立中央病院の田部浩行院長にインタビューする高田北城高校の生徒=上越市新南町
県立中央病院の田部浩行院長にインタビューする高田北城高校の生徒=上越市新南町

 新潟県上越市の高田北城高校の2年生7人が新南町の県立中央病院を訪れ、医師や看護師の確保など地域医療を巡る課題について調査するため、関係者を取材した。

 2年生は地域課題などについて調べる探究型の学習に取り組んでいる。九つのテーマから医療を選んだ生徒たちが6月18日、田部浩行院長(63)と田中浩之看護部長(56)にインタビューした。

 生徒たちは校内アンケートを基に「医療従事者は多忙で責任も重く大変そう」とのイメージを持つ生徒が多かったと伝え、「地域の医療従事者を増やすためにどうするのか」と率直に質問した。

 田部浩行院長は、少子化が進む中、医療分野を志す人の割合を増やさなければ人材確保が厳しくなる...

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