津南病院に赴任した佐藤恵介さん(左)にシャクヤクの花束を手渡す中澤寛人組合長=津南町下船渡
津南病院に赴任した佐藤恵介さん(左)にシャクヤクの花束を手渡す中澤寛人組合長=津南町下船渡

 新潟県津南町立津南病院に赴任した臨床研修医を歓迎するとともに、出荷の最盛期を迎えている町名産のシャクヤクの魅力に触れてもらおうと、津南町切花組合はシャクヤクの花束を初めて贈った。

 津南町のシャクヤクは2021年に、国内最大手の花き卸売会社大田花き(東京)が主催する「フラワーオブザイヤーOTA」で最優秀賞に選出されるなど、評価が高い。5月下旬から6月中旬に出荷される。

 津南病院に赴任したのは、東京慈恵会医科大学付属病院の臨床研修医、佐藤恵介さん(25)。7月末までの2カ月間、地域医療研修を受ける。

 贈呈式が6月3日、病院玄関前で行われ、津南町切花組合の中澤寛人組合長(39)が、佐藤さんに深紅の...

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