
済生会新潟県央基幹病院の運営改善を県に要請する市民団体のメンバーら=県庁
新潟県三条市の市民団体「三条の地域医療をよくする会」は、県に対し、3月に開院した済生会新潟県央基幹病院(三条市)の運営体制改善などを求める要請文を提出した。運営に地域の声を取り入れるため、住民参画の協議会設置も提言した。
会の石綿登志子代表らが6月14日に県庁を訪れ、地域医療政策課の担当者らに渡し、非公開で意見交換を行った。
要請文では、病院利用者から「入り口から受付まで(動線が)分かりにくい。案内の改善が必要」、会計の混乱で「入院費の納入ができなかった」といった声が寄せられたとし、早期の対応を求めた。
終了後、石綿代表は「医療スタッフの長時間労働もあり、疲弊していると聞いている。住民の命を...
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