心肺蘇生法を学ぶ子どもたち=新潟市中央区
心肺蘇生法を学ぶ子どもたち=新潟市中央区

 日本赤十字社新潟県支部の「地域ふれあい祭」が6月30日、新潟市中央区の県支部社屋で開かれた。家族連れらが自動体外式除細動器(AED)の使い方を学んだり、災害時に避難所で使うベッドやポータブルトイレを見たりして、いざという時の意識を高めた。

 赤十字の活動を周知するため、2023年に続いて開催した。元日に発生した能登半島地震の復興を支援するため、来場者に義援金の協力も呼びかけた。

 被災者のプライバシーを守る避難所設置用のテントや段ボール製のベッドのほか、凝固剤で排せつ物を固め、捨てやすいようにフィルムで個包装するポータブルトイレなどが紹介された。AEDの使い方を学ぶコーナーでは、子どもたちが人形...

残り166文字(全文:466文字)