実際の硬貨や紙幣に触れる体験コーナーで、説明を聞く田上小の児童ら=加茂市本町
実際の硬貨や紙幣に触れる体験コーナーで、説明を聞く田上小の児童ら=加茂市本町

 子どもたちがお金の使い方や大切さなどを考えるきっかけにしてもらおうと、加茂信用金庫(新潟県加茂市本町)は、小学生を対象に金融授業を行った。

 創立70周年事業の一環で初の試み。6月27日に田上町の田上小学校4年生28人が加茂信金の本店を訪れた。紙幣や硬貨に触れながら、お金の大切さについて楽しく理解を深めた。

 座学では職員が講師を務め、電子マネーやクレジットカードの仕組みを説明。「おうちの人が仕事でもらった給料や貯金から使われるので、無限に使えるお金やカードはありません」とお金を大切に使うことを呼びかけた。

 模擬紙幣を積み重ねた身長計や硬貨が数千枚入った袋などお金に触れる体験コーナーも設置した。...

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