
線路内の高齢者を助け出し、燕署から感謝状を贈られた髙橋守さん=燕署
線路にいた新潟市の高齢者を助け出したとして、新潟県燕市吉田文京町の会社員髙橋守さん(59)が、県警燕署から感謝状を贈られた。
髙橋さんは6月上旬の早朝、JR北吉田駅近くの自宅で庭木剪定(せんてい)のため、脚立に乗ったところ、ホーム下の線路を歩く70代男性を発見した。
北吉田駅は無人駅。列車が近づくアナウンスが聞こえ、大声を出したが反応が鈍く、自宅の塀を越えた。道を挟んだ駅のフェンスによじ登り、ホームから線路へ。男性を抱えて草むらから、さらに側溝を越えたところで列車が通過した。
燕署で6月27日、感謝状を受け取った髙橋さんは「30秒ぐらいしかなかった。列車は見えたが、怖いというより何とか助けた...
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