
柏崎市中心部で13、14日に開くグルメフェスタの打ち合わせをするえんま通りの商店主ら=柏崎市東本町2
2007年の新潟県中越沖地震から7月16日で17年となる。多くの店舗が全半壊の被害を受けた柏崎市中心部のえんま通り商店街(東本町2)は、世代交代が進み、新たな活気が出ている。店舗数も地震前の33店から45店となり、空き店舗は現在ない。商店主が出資し地震後に設立した合同会社「まちづくりえんま」が運営の中心となり、若手店主が知恵を出し合い、活性化を生み出す原動力になっている。(柏崎総局・田中渓太)
「柏崎産のユズを使ったスイーツにしてみました」「えんま通りって分かるような商品がいいよね」
商店街の一角、飲食店などのテナントが入る「まちのえき@えんま」に7月1日、若手店主ら8人が集まった。まちづく...
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