
地域活動の住民意識を高める方法などについて意見を交わした柏崎学シンポジウム=2月25日、柏崎市軽井川
新潟県柏崎地域の歴史や文化、地域課題を研究する「柏崎学」のシンポジウムが、地元の新潟産業大学で開かれた。「人口減少の中でも幸せ感をはぐくむ!を考える」と題し、市内各地域の実践的な取り組みが報告されたほか、専門家によるパネルディスカッションで、住民自身が地域に誇りを持つ重要性や、外から来た人の視点がヒントになることを学んだ。
シンポを開いたのは、2016年から柏崎地域をさまざまな視点で研究する産業大付属柏崎研究所。今回は地域で新しい取り組みが始まる、わくわく感を生むきっかけをつくることをテーマとした。
事例報告では、柏崎市内の四つの地域活性化の取り組みなどが紹介された。
合同会社「まちづくりえ...
残り776文字(全文:1076文字)