とび・足場工事などを手がける木村興産(新潟県五泉市丸田)が、新潟地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが7月11日までに分かった。帝国データバンク新潟支店などによると、負債総額は約1億2000万円。

 帝国データバンク新潟支店などによると、決定は7月2日付。木村興産は2005年創業。地元五泉市のほか新潟市や三条市などを営業エリアに、とび・足場・土木工事や砂や砂利の運搬を手がけていた。22年7月期には年売上高約1億2100万円を計上していた。

 資材やエネルギー価格の高騰などが収益性を押し下げ、債務超過が続いた。赤字補塡(ほてん)や設備投資を目的とした借入金の返済負担が重く、厳しい資金繰りが続い...

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