県観光立県推進行動計画の改定に向けた検討委員会の初会合=7月11日、新潟市中央区
県観光立県推進行動計画の改定に向けた検討委員会の初会合=7月11日、新潟市中央区

 2025年度から4年間の観光施策を進める上で指針となる「新潟県観光立県推進行動計画」を改定する検討委員会の初会合が7月11日、新潟市中央区で開かれた。近隣県に比べて後れを取るインバウンド(訪日客)の取り込みなどについて議論が交わされた。

 行動計画は条例に基づき策定する4カ年計画で、24年度が最終年度になる。現行計画は「美食旅(ガストロノミー)」と「スノーリゾート」の2本柱だった。

 検討委員会は学識者や観光関係者ら19人で構成。出席した花角英世知事は県内の訪日客について「大都市部に比べると、そこまで回復はしていない」と述べた。

 検討委員会では、外国人の延べ宿泊者数の目標値が年間80万人泊だった...

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