台湾での新潟フェスについて話すニイガタソウゾウの早川琳社長(右)と商品を出品する猪股裕樹さん=燕市本町1
台湾での新潟フェスについて話すニイガタソウゾウの早川琳社長(右)と商品を出品する猪股裕樹さん=燕市本町1

 台湾への進出支援を手がける会社「ニイガタソウゾウ」(新潟県燕市本町1)は6月21日から約1カ月間、台湾の商業施設で、県内の事業者による製品や食品を集めた「新潟フェス」を初めて開く。現地での販路開拓とともに、新潟県への関心を持ってもらい、観光誘客につなげる狙いだ。

 企画したのは、ニイガタソウゾウ社長の早川琳(りん)さん(30)。ワーキングホリデーなどで台湾に1年半の滞在歴がある。2023年1月に新潟空港へ台湾便が就航して以降、早川さんは訪日客の新潟県滞在が短い点を課題に感じていた。そのため、台湾への効果的なPR方法として新潟フェスを発案し、台湾の会社との共催にこぎ着けた。

 フェスの期間は6月2...

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