
製作した器を手渡す村上特別支援学校の生徒ら=村上市山居町2
新潟県村上市の村上特別支援学校高等部陶芸班の生徒7人が授業の一環で製作した皿や小鉢など約70点を市内の料亭「能登新」に納品した。陶器は手作りならではの表情豊かな作品ばかり。学校を訪れた料亭の関係者に「おいしい料理を載せて」などと要望していた。
陶芸班は、週4回それぞれ2時間程度、授業の一環として作品作りに取り組んでいる。市内の飲食店で使われていることが縁となり、能登新の山貝誠社長(45)が個性ある皿に関心を持って注文。生徒たちは1カ月ほどで完成させ、6月28日に納品した。
製作したのは直径30センチの大皿や小鉢、しょうゆ皿などで、いずれも生徒たちが手ごねで作った。皿を引き取りに訪れた山貝社長...
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