シェアサイクルの貸し出し拠点。専用のアプリを使って利用する=津南町役場
シェアサイクルの貸し出し拠点。専用のアプリを使って利用する=津南町役場

 7月13日に開幕した大地の芸術祭に合わせ、新潟県津南町は「シェアサイクル」の実証事業を始めた。公共交通を補完し、自動車を持たない人の移動手段にしてもらおうという試みだ。

 JR飯山線津南駅と町中心部が離れていることや、芸術祭の作品が点在していることから、訪れる人の利便性向上を目指す。芸術祭が閉幕する11月10日まで行う。電動アシスト付き自転車を10台配置し、貸し出し拠点を津南駅と町役場の2カ所に設置。返却はどちらでもできる。料金は15分ごとに200円で、最大2000円。12時間まで利用できる。

 エネルギー事業などを展開するシナネンホールディングス(東京)の子会社、シナネンモビリティPLUSが運...

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