スケートボードを楽しむ「AIRMANスケートパーク」の利用者=7月23日、新潟市中央区
スケートボードを楽しむ「AIRMANスケートパーク」の利用者=7月23日、新潟市中央区

 パリ五輪で日本勢のメダル量産が期待されるスケートボードは、2021年東京五輪を契機に競技の裾野を一気に広げた。日本スケートパーク協会によると、東京大会での初採用が決定後、この7年間で全国の公共パークは約5倍の475施設(24年5月末時点)に急増、新潟県も新潟市や村上市などに18施設がある。普及と強化に追い風が吹く一方、マナー問題で対応を迫られる自治体も目立つ。

 7月初旬の県スポーツ公園(新潟市中央区)。昨年7月末にオープンした「AIRMANスケートパーク」には、熱心に練習に励む...

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