
ホテル大佐渡が提供を始めたランチのメニュー=佐渡市相川鹿伏
世界文化遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」の構成資産がある新潟県佐渡市相川地区の「ホテル大佐渡」が、ランチ営業を始めた。登録が実現した場合、来訪者の増加が予想される半面、地区内で昼食を提供する店は限られ、受け入れ態勢を不安視する声が地元から出ていた。30席規模のラウンジを活用し、こうしたニーズに対応することで、来訪者の満足度アップにつなげたい考えだ。
史跡佐渡金山や尖閣湾などの観光スポットが集まる相川地区だが、中心部で常時ランチ営業をするのは10店前後。島内全体で見ても、近年カフェが増加する一方、不定休も多く、食事先の確保が課題の一つだ。
7月16日から始まったランチは、1階のサンセッ...
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