
若者を地域に呼び込アイデアや、効果的な情報発信について発表する新潟大創生学部の学生たち=加茂市役所
学外の現場に入って課題を探り提案につなげる新潟大学創生学部のカリキュラムで、新潟県加茂市で4週間活動に取り組んだ1年生8人が加茂市役所で成果を発表した。10〜20代の「Z世代」を地域に呼び込む企画を藤田明美市長らに披露した。
カリキュラムは1年生必修の学外学修で、例年企業や自治体が協力している。加茂市は若い世代の発想を施策に生かそうと本年度初めて学生を受け入れた。
8人は6月下旬から週3日間を主に加茂市内で過ごし、街歩きや市民への聞き取りを通じて構想を練った。最終日の7月18日、プレゼンテーションに臨んだ。
2グループのうちの一つは、日帰り入浴施設「加茂七谷温泉美人の湯」にグランピング場を設...
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