新潟県三条市の夏の風物詩「三条夏まつり」が7月26、27の両日、市中心部の商店街などで開かれた。26日には小学生による「凧(たこ)ばやし踊り」が5年ぶりに復活した。軽快な踊りで沿道の人々を楽しませた。

 まつりは商工団体などでつくる協賛会が主催。1952年に始まった「三条金物まつり」が起源で、68年に市民総参加の三条夏まつりとなった。新型ウイルス禍による中止を経て、2023年は4年ぶりの通常開催の予定だったが、猛暑のため、凧ばやし踊りは児童の安全に配慮し中止になった。

 今夏は、気温や湿度などから算出する「暑さ指数」予想値が31以上となった場合は中止するといった児童の参加基準を設定。水分補給など...

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