女子200メートル決勝 優勝した秋澤理沙(東京学館)が先頭で疾走する=福岡市(写真映像部・永井隆司)
女子200メートル決勝 優勝した秋澤理沙(東京学館)が先頭で疾走する=福岡市(写真映像部・永井隆司)
女子200メートルで優勝した秋澤理沙(東京学館)=福岡市
男子200メートル決勝 20秒76で2位の佐藤克樹(東京学館)=福岡市

 [インターハイ7月31日]平たんな道のりではなかったからこそ、「うれしい」と繰り返す言葉に実感がこもる。自己記録を更新する23秒台の好タイムで女子200メートルを制した秋澤理沙(東京学館新潟)。けがから復活を遂げてつかんだ最高の結果に思いがこみ上げ、一瞬、声を詰まらせた。「支えてくれた人たちのおかげ。感謝したい」

 準決勝で、それまでの自己記録を0秒24縮める24秒00をマーク。「いい走りができた」と自信を深めた。

 決勝は、この日に向け磨きをかけたスタートが決まった。序盤から抜け出し、後続の追い上げをわずかにかわしてゴール。勝利と、再び自己記録を更新するタイムが表示されると、スタンドのチームメ...

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