
フルート奏者の小山裕幾さん
新潟県長岡市出身で現在、フィンランド放送交響楽団首席フルート奏者を務める小山裕幾(ゆうき)さん(38)が8月、故郷で次世代奏者の育成に向けたフルート合宿と成果披露演奏会を開く。生まれ育った長岡を「フルートの街」として盛り上げていきたいという。
小山さんは6歳でフルートを始め、中学、高校時代ともに全国コンクールで1位となるなど早くから才能を発揮。慶応大理工学部在学中の2005年には、神戸国際フルートコンクールで日本人初の1位となった。大学卒業後、スイスのバーゼル音楽院に留学した。
国際的に活躍する小山さんの今後の目標は、「ふるさと日本で、世界に通用するフルート奏者を養成すること」。その第一歩と...
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