
和澄周平さん(中央)の指導でブレイキンのレッスンに参加する子どもたち=8月6日、新潟市東区
パリ五輪で新競技に採用されたダンススポーツ「ブレイキン」が、新潟県内でも注目されている。五輪効果で、県内の普及団体は商業施設やスポーツイベントへの出演依頼が急増。一方、頭や背中を軸に回転するといったアクロバティックな動きが「難しそう」と映るためか、競技人口は増えていないのが現状だ。関係者は「初心者でも楽しめる。五輪をきっかけに魅力を広げたい」と話している。
「曲に合わせてやってみましょう。振り付けを追加しますよ」。8月6日夜、新潟市東区の石山南まちづくりセンターでブレイキンのレッスンが行われた。参加したのは4歳児の2人。親が見守る中、ラップに合わせてステップを踏んだ。
新潟市江南区の男の子(...
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