飼料専用稲「つきはやか」の刈り取りを見学した栽培研修会=8月6日、三条市
飼料専用稲「つきはやか」の刈り取りを見学した栽培研修会=8月6日、三条市

 北陸農政局(金沢市)などは8月6日、新潟県三条市で飼料専用稲の栽培と活用を考える研修会を開いた。主食用米の比重を減らしても収益を確保したいコメ生産者と、飼料費を低減したい畜産農家がそれぞれ利点を得られるようにするのが狙い。参加した農家は、耕畜連携の取り組みに理解を深めた。

 農家や国、県の担当者約20人が、2023年から飼料専用稲「つきはやか」を栽培する「中越スパローズ」(三条市)のほ場で刈り取りを見学。須戸和司社長が...

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