ライト級2回戦 攻め込む開志学園の天井澤祐志(右)=佐賀県SAGAアリーナ(写真映像部・大橋奎介)
ライト級2回戦 攻め込む開志学園の天井澤祐志(右)=佐賀県SAGAアリーナ(写真映像部・大橋奎介)

 [インターハイ8月9日]勝利はつかんだが、敗退した仲間のことを思うと涙があふれた。ボクシングのライト級で2年の天井澤祐志(開志学園)は、2年連続で2回戦を突破した。「(もっと)一緒に戦いたかった」とポツリ。

 自身の試合前、バンタム級で同級生の三國成(開志学園)が3月の全国高校選抜の王者に屈した。「(三國の)努力を知っているから悔しくて。今までで一番良い動きだったのに…」。だが、気持ちは一層高まった。「絶対に負けられない」

 1回は冷静に相手を分析し、...

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