
包括連携協定を結んだトキエアの長谷川政樹社長(右)と高橋邦芳市長=8月2日、村上市
新潟空港を拠点とする航空会社トキエア(新潟市東区)と村上市は8月2日、交流人口や特産品販路の拡大などを盛り込んだ包括連携協定を締結した。トキエアと自治体の連携協定締結は初めて。航空機内で村上市のPRなどを行うほか、市は市民向けの利用促進策を講じていく。
トキエアは1月に新潟-丘珠(札幌市)線、4月に新潟-仙台線を就航した。就航前から瀬波温泉をはじめとした観光関係者が長谷川政樹社長を招いて意見交換してきた縁で締結に至った。
村上市役所で開いた締結式で、長谷川社長は都市間を移動する航空業の発信力に触れ「交流人口増加がそのまま経済効果になるモデルを構築し『村上でできるなら』と他の自治体にも広めてい...
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