
特別演奏会へ向けて練習に取り組む県央地区の合唱団員ら=三条市荒町2
新潟県の三条市音楽協会は、県央地区で合唱に取り組む約80人が参加する特別演奏会を9月15日に開く。新型コロナウイルス禍では活動が制約されたのに加え、大勢で歌を歌うことに批判的な声にも苦しめられてきた。行動制限が緩和された中、一緒に声を合わせる喜びをかみしめながら、世界の平和と繁栄を願って歌う。
諸団体の活動が再開された中、ウイルス禍の収束を願い、混声合唱団を編成して“記念碑”的なコンサートを開催しようと、市音楽協会が計画。能登半島地震や世界各地での戦禍を踏まえ、平和や繁栄への願いを高らかに歌い上げたいという思いもあった。普段はそれぞれの合唱団や個人で活動している人々が趣旨に賛同し集まった。
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