豚熱の感染が確認された養豚場で始まった防疫作業=8月15日、新発田市(新潟県提供)
豚熱の感染が確認された養豚場で始まった防疫作業=8月15日、新発田市(新潟県提供)

 新潟県新発田市の養豚場で飼育されている豚に豚熱(CSF)の感染が確認された。新潟県は感染発覚翌日の8月15日、この養豚場が飼育する全約450頭の殺処分を始めた。消毒作業も含め、完了まで4日程度かかる見通し。

 処分作業は、新潟県の職員や委託業者らが60人態勢で行う。熱中症予防のため、日中は行わず、夕方から朝にかけて4時間ごとに交代し、夜通しで作業する。殺処分した豚は、養豚場の隣接地に埋却する。

 今回の豚熱の発生は8月14日に...

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