新潟県庁
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 栃木県の養豚場で豚熱の感染が確認されたため、新潟県は5月28日、県庁で庁内連絡会議を開いた。県の担当者らが参加し、県内養豚場での豚熱発生時の防疫体制を確認した。

 新潟県によると、県内では野生のイノシシの感染はあるが、養豚場での感染はない。本年度は上越市で野生のイノシシ1頭の感染があった。豚熱は人には感染しない。

 養豚場で感染が確認された場合、全頭の殺処分が法律で決められている。県は5月27日に県内の養豚場に、豚舎敷地内の消毒や除草などを求める注意喚起をした。

 会議では出席者が国内の豚熱の発生状況や、鳥インフルエンザとの防疫体制の違いなどを説明。県畜産課の仲山美樹子課長は「関係者への情報提供や...

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