
親子連れらは、思い思いに着色するなどしてはがきを完成させた=長岡市大手通2
新潟県の伝統工芸品「小国和紙」の魅力を紹介する制作体験会が8月12日、長岡市大手通2のミライエ長岡で開かれた。親子連れら約40人が職人の手ほどきを受けながら、はがき作りに挑戦。葉をのせたり着色したりするなどして、オリジナルの一枚を作り上げた。
児童らに多彩な学びを提供しようと、長岡市が主催した。初めに小国和紙生産組合の今井千尋専務取締役(50)が、小国和紙の特徴を解説。繊維が長くて洋紙と比べて丈夫であることや、製造工程の中で、すいた紙を雪上で天日干しすることなどを説明した。
その後、参加者は紙作りに着手した。コウゾの繊維が入った水を枠に流し込み、枠に残った繊維が固まると、赤や青、黄色など思い...
残り83文字(全文:383文字)