はけを使って指紋を採取する小学生=長岡市大手通2
はけを使って指紋を採取する小学生=長岡市大手通2

 事件や事故の現場を検証し、犯人などの特定につなげる警察の「鑑識官」の仕事を体験できる講座が、新潟県長岡市大手通2のまちなかキャンパス長岡で開かれた。小学生19人が参加し、指紋や足跡から犯人を見つける方法などを学んだ。

 まちなかキャンパス長岡運営協議会が企画する「こどもカフェ」の講座の一つで、7月下旬にあった。新潟県警本部の鑑識課や長岡署の鑑識係などが講義した。

 架空の事件を解決する形式で行った。小学生たちは現場の足跡や証拠品の指紋を転写シートや粉、はけなどを使って検出し、犯人を特定した。警察の仕事紹介や防犯に関する講義もあった。

 長岡市の青葉台小4年の男子児童(9)は「警察にもいろいろな仕事...

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