
新潟駅南側に新しくできたシェアサイクルのポート=8月19日、新潟市中央区南笹口1
新潟市のまちなかの回遊性を高めようと、市が導入したシェアサイクル(貸自転車)事業で、2024年夏、JR新潟駅の南側に貸し出し拠点が6カ所増設された。駅南側の利用者が万代方面に行く際の利便性が高まる。市はシェアサイクルを通して駅南北の一体感を高めたい考えだ。
シェアサイクル事業では、利用者は「ポート」と呼ばれる拠点で電動アシスト付き自転車を借りる。ポートは東大通りや柾谷小路など新潟市中心部「にいがた2km(にきろ)新潟市中央区の新潟駅-万代-万代島-古町を結ぶ都心エリアの呼称。都心軸となる新潟駅-古町が約2キロであることにちなんで名付けられた。新潟市は三つの基本方針として「人・モノ・情報の中心拠点となる稼げる都心づくり」「都心と8区の魅力・強みのコラボレーションによる新たな価値の創造」「居心地が良く、市民が主役になるまちづくり」を打ち出し、エリア内では都市基盤整備や再開発の取り組みも進む。また、市は市民に都心のまちづくりについて関心を持ってもらおうと、ロゴを制作。「K」は人、「m」は萬代橋をイメージしている。」をメインに...
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