
八十里越道路への駐車場など観光・休憩施設の設置について質疑が交わされた事業概要説明会=三条市庭月
新潟県三条市と福島県只見町の間で建設中の国道289号の八十里越道路(工事区間約20・8キロ)について、両市町の首長や議員でつくる同盟会が事業概要説明会を開き、道路沿いの駐車場など観光・休憩施設の必要性について国や県の担当者らと質疑を交わした。現時点では施設設置の具体的な計画はないものの、開通後を見据えての整備を議論した。
説明会は「国道(289号)八十里越地点開発促進期成同盟会」(会長・滝沢亮三条市長)が7月下旬、三条市庭月の諸橋轍次記念館で開催した。国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所、新潟県の三条地域振興局、福島県南会津建設事務所の担当者が建設状況などを説明した。
八十里越道路は山あい...
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