
新潟県上越市の中川幹太市長
新潟県上越市の中川幹太市長が高卒者に対する不適切な発言をして市議会から辞職勧告を受けた問題で、中川市長が辞職しない意向を固めたことが8月22日、複数の関係者の話で分かった。23日に定例会見が設定されており、中川市長は22日、新潟日報社の取材に対し「23日に明らかにしたい」と答えた。
中川市長は6月、市議会一般質問の企業誘致を巡る答弁で、上越市内に工場がある大手化学メーカーの社名を挙げ「工場では高校卒業程度のレベルの人が働いている。企業誘致で頭のいい人だけが来るわけではない」と発言し、陳謝した。
中川市長は不適切発言の責任を取り、7〜11月の給料を全額減額する議案を7月の市議会臨時会に提案した...
残り364文字(全文:664文字)