
離島での災害を想定し連携を確認した合同訓練=柏崎港
災害時のインフラ復旧への対応力向上を図ろうと、東北電力と、送配電の保守管理を担う東北電力ネットワーク、第9管区海上保安本部は、新潟県柏崎港で合同訓練を行った。9管の巡視船艇に資機材を運搬する手順などを確認した。
3者は2021年、災害時に相互協力する連携協定を締結した。災害時、離島や沿岸部の電源復旧に必要な資機材や人員を運ぶ際に、9管の巡視船艇を活用する。東北電などは、災害対応に必要な施設や電源設備を9管に提供する。
訓練は昨年に続いて2回目で、8月23日にあった。離島で電源が途絶えたと想定し、電気の復旧や電柱の再建に必要な資機材を、高所作業車を用いるなどして巡視艇「たつぎり」に積み込んだ。...
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