新潟県の魚沼市七日市新田の薬師スキー場で9月1日、ゲレンデの一斉草刈り作業が行われた。地域住民やスキー場の関係者ら約100人が参加。ゲレンデ一面の雑草を刈り取り、今冬の積雪とスキー場のにぎわいを願った。

 草刈りは、降り積もった雪をゲレンデから滑り落ちることなく定着させる目的で、毎年実施している。作業を円滑に進めるため、薬師スキー学校の講師と湯之谷ジュニアレーシングチームの保護者が延べ100時間以上、作業道の確保と雑木を伐採するなどの事前準備をした。

 1日は、スキー場を運営するNPO法人「四季の郷やくし」や地元住民らがコースごとに、5グループに分かれて作業した。ゲレンデに1メートル以上も生い茂...

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