2024年5月に行われた新川漁港の大漁祭。新潟市は新川漁港の活性化策を議論しようと、新たに協議会を設立した=新潟市西区五十嵐2の町
2024年5月に行われた新川漁港の大漁祭。新潟市は新川漁港の活性化策を議論しようと、新たに協議会を設立した=新潟市西区五十嵐2の町

 新潟市は、市が管理する新川漁港(西区五十嵐2の町)の活性化策を議論する協議会を設立した。地元の漁業者、企業経営者らの意見を聞き、2027年度ごろをめどに、新川漁港を地域経済活性化の拠点にすることを目指す。

 国は、全国的な漁業者の高齢化や水産物の消費量減少を受け、「漁港漁場整備法」を改正、24年4月に施行した。漁港を活用し、水産物の消費促進や交流人口拡大などを目指す方針を明記している。

 新潟市は法改正を受け、市が管理する三つの漁港で水揚げ量が最少で、漁業者の高齢化が最も進む新川漁港の活性化協議会を立ち上げることを決めた。新川漁港の23年の水揚げ量は2・9トンで、水ダコ漁や、春の大型連休中に開か...

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