児童にお披露目された「あかもん文庫」=9月4日、魚沼市親柄
児童にお披露目された「あかもん文庫」=9月4日、魚沼市親柄

 新潟県魚沼市の広神西小学校は、児童が栽培に取り組んでいる特産品の赤カボチャ「あかもん」の売り上げで本を約60冊購入し、図書室に「あかもん文庫」を設けた。カボチャ畑では収穫期を迎え、2024年も丸々としたオレンジ色の実が育った。栽培3年目となり、活動が広がっている。

 あかもんは、地元の直売所「ものずき村」が特産品として生産、販売している。甘みとほくほく感が特徴で、1個1000円を超えることもある。

 広神西小は校内外2カ所の畑約8アールで、1〜3年生が6月ごろに苗を植え、夏休みも交代で草刈りやつるの剪定(せんてい)をして育ててきた。収穫後はものずき村に出荷するほか、都内にある県のアンテナショップ...

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