生産者があかもんの生育状況を見て回った研修会=6月12日、魚沼市長鳥
生産者があかもんの生育状況を見て回った研修会=6月12日、魚沼市長鳥

 新潟県魚沼市三渕沢の農産物直売所「ものずき村」の独自ブランドである赤カボチャ「あかもん」の生産者が6月12日、現地研修会を三渕沢地区などで開き、品質の向上へ栽培方法を確認した。

 あかもんは、オレンジ色の外観とほくほくした食感、熟した時のとろりとした甘さが特徴だ。2017年に栽培を始め、現在は魚沼市内を中心に約30人が生産する。23年は1500個以上を販売した。

 例年、収穫までに数回にわたり県魚沼地域振興局の普及指導員の講習を受けている。今回の研修会には魚沼市内の生産者約20人が参加し、2カ所の畑を回った。

 普及指導員は、畝に水がたまりやすくなると生育不良や病気発生につながるとし「梅雨までに排...

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