自民党本部
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 自民党総裁選自民党の総裁を決める選挙。任期は3年。自民党が現在衆院で過半数を占めるため、事実上、次の首相が決まる。立候補には党所属国会議員20人の推薦が必要となる。国会議員票367票と党員・党友による地方票367票の計734票を争い、過半数に達した候補が当選。過半数に達する候補がいなければ、上位2人が決選投票に進む。決選投票は国会議員と47都道府県連が1票ずつ持つ。各都道府県連の1票は上位2人のうち地方票が多い候補に充てられる。が告示された9月12日、新潟県関係の自民党国会議員は出陣式に出席するなど、支持する候補の勝利に向け本格的な活動を始めた。過去最多の9人が出馬したことから票が割れ、決選投票にもつれ込むのは必至の情勢。1回目投票で2位以内に食い込むため、地方票がこれまで以上に重みを持っており、新潟県関係議員は党員・党友票の争奪戦に意欲を燃やす。

 提出された各陣営20人の推薦人名簿によると、6陣営に新潟県関係議員6人が名を連ねた。党派閥の...

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