
「加茂市商店街が抱える課題の可視化と産官学の関わりについての検討」と題し、発表を行う新潟経営大の学生ら=加茂市駅前
新潟県加茂市中心部の商店街の現状と課題を探ろうと、市内の新潟経営大学生がアンケートを実施した。多くの店が、商店街で開かれるイベントでの売り上げ効果を実感していない現状が浮き彫りになった。一方で、商店街の活性化に向けて学生の関わりを求める声も多く上がった。学生たちは「大学と商店街、自治体が連携してイベントを企画する組織が必要」などと提案している。
地域でのフィールドワークなどを通じて課題解決に取り組む「経営学実地研究」の一環。1年生6人が7月に商店街の126店に協力を求め、59店から有効回答を得た。8月中旬、商店街にある加茂ショッピングパークメリアで、藤田明美市長、加茂商工会議所と商店街関係者...
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