交流サイト(SNS)を通じて、約30万円をだまし取られたとして、新潟県村上市の10代男性が9月17日までに村上署に被害を届け出た。同署はSNS型投資詐欺とみている。
村上署によると、8月下旬、男性はSNSに掲載された副業の広告に申し込んだ。指示に従い、仮想通貨取引のアプリをインストールし、自身の口座を登録したところ、副業の報酬が振り込まれた。
その上で「現金を振り込めば、プラスして報酬が支払われる」「報酬支払期限が切れたが、振り込めば支払われる」などと言われ、男性は複数回にわたり計30万円を指定された口座に振り込んだ。
さらに19万円を要求されたことから、友人に相談し、被害に気付いた。