深雪なすを使った給食を食べる湯之谷小の児童=魚沼市七日市新田
深雪なすを使った給食を食べる湯之谷小の児童=魚沼市七日市新田

 新潟県魚沼市藪神地区を中心に栽培されているブランド野菜「深雪(みゆき)なす」が9月、市内小中学校の給食の献立で出されている。みずみずしい甘さと柔らかな食感が子どもたちにも好評で、地元の旬の味をおいしそうに頰張っている。

 子どもたちに特産の農産物を学ぶきっかけにしてもらおうと、市が4年前から実施し、2024年は12小中学校に100キロを提供した。各学校でマーボーナスやミートグラタンなど多彩な献立を考えた。

 9月6日は湯之谷小学校で深雪なす入りのミートソースが出され、児童はソフト麺にかけて食べた。栄養主査の小杉奏子さん(52)は「ナスは豚肉やトマトと相性が良く、肉厚で甘みのある実を生かした」と話...

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