
新潟市役所
旧優生保護法(1948〜96年)下で行われていた強制不妊手術などを巡り、新潟市が真相究明に向け、法施行中に在職していた元職員を対象に、聞き取り調査を行う準備を進めていることが9月20日、分かった。
旧優生保護法を巡っては、新潟市では見つかった資料により、11人に対して手術が行われたことが分かっている。
同日開かれた新潟市議会9月定例会本会議の一般質問で、真相究明の必要性について問われた野島晶子副市長は、他の資料が廃棄されていることに触れ、「資料に関するこれ以上の調査や検証は困難だが、職員への聞き取りは可能と考えている」と答えた。
市では2023年までに、法改正のあった96年当時、保健師だった...
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