
北越-中越 完投した中越の主戦石山愛輝=エコスタ(写真映像部・菊池雪那)
[北越2-5中越]「序盤は制球が悪かったが修正できた。要所で抑えられたのが良かった」。155球を投げ抜いた中越の主戦石山愛輝は、表情を緩めた。
雨のため中5日の登板となった。日にちが空いて投球感覚が戻らず、変化球が決まらない苦しい展開だった。
二回に暴投で先制された。「大胆に投げてストライクを取る」と意識を切り替え、自分のリズムを少しずつ取り戻した。
今夏の新潟大会準決勝で上ったエコスタのマウンド。2番手として投げ、優勝した新潟産大付打線につかまった。悔しさの残る場所で北信越大会の出場を決め、「勝ち切れたのはチームにとって良かった」と胸をなで下ろした。
この日の投球に納得はしていない。「今日...
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