
市民や家族らが見守る中、力走する選手たち=9月29日、新潟県村上市の瀬波温泉海水浴場
新潟県の村上・笹川流れ国際トライアスロン大会が9月29日、村上市内で開かれた。県内外から参加した約600人の“鉄人”が、強い日差しが照りつける海岸線や町屋が連なる城下町を駆け抜けた。
村上市や日本トライアスロン連合などの主催で32回目。瀬波海岸をスタートするスイム1・5キロ、笹川流れの桑川集落までを往復するバイク40キロ、ゴールの市役所を目指すラン10キロの計51・5キロで競った。東京パラリンピックのマラソン銅メダリストで、トライアスロンに転向した永田務選手も出場した。
沿道の応援を背に選手たちは時折、険しい表情を見せつつも力走。多くの選手が達成感あふれる顔つきで、拍手に迎えられながらゴール...
残り98文字(全文:398文字)